なますてー、お元気ですか。
今回はデジタルオーディオ編です。
前回は長くなってしまいましたが、今回は分からなかったり自信が無かったりする部分が多いので短くなるかもしれません。
・デジタルオーディオ編
デジタルオーディオ化しようとするということは、ダイナミックな3Dゲーとか大画面でDVDを見ようって人ですかね?
一応、そういうことだと判断して、PCでホームシアター、という感じで書いて見ます。
「2chだけどデジタル化してみたいの」とかいう人は悪いことは言わないからアナログ化した方がいいと思いますよー。
・サウンドカード
Sound Blaster X-Fi Xtreme Gamer Fatal1ty Professional Series SB-XFI-XGF
ゲームメインで考えているなら、多分サウンドブラスター系列になるでしょう。
サウンドブラスターはゲーマー向けを謳っているだけあって、サウンドブラスターでしかゲーム中に聞こえないサウンド効果があったりするのでこの辺を選ぶのが無難です。
一方、音楽や映画を楽しむには今ひとつです。
そういう用途の方は
ONKYO SE-200
こちらを買うのが無難です。
どちらを買ったとしても、接続は光端子で行ってください。
例えサウンドソースが5.1chな信号を出していても、RCAやフォーン端子ではそれを送れませんので。
最後は、サウンドカードというアプローチではPC内部のノイズ等を拾ってしまうという限界があるため、デジタルオーディオプロセッサーを用意するというアプローチ。
SE-U55GX
これもONKYOの製品。
従来のサウンドカードのように、PCIバスに差し込むのではなく、USBで接続するという装置。
PC内部のノイズをシャットダウンし、USBで直接プロセッサーに情報を送り、そのデジタルデータをそのままデジタルオーディオ機器へ光ケーブルで出力してしまう為無駄の無い信号伝脱が可能です。
加えてACアダプターを使って外部から直接電源を供給してる為、十分な電力供給が行えるので、PC内部にカードを挿すよりも安定した電源供給が行えます。
(オーディオにおいては、常に一定の安定した電源供給を受けられるかが一つのポイントとなります)
難点を言えば、この製品自体が2004年のものと古く、2007年7月現在新商品が出ていないのでデジタルオーディオ機器として性能に不安が多少あるというところでしょうか。
チューニング品や後継機が出たなら私も是非とも試してみたいと思う品です。、
・アンプ
とりあえずAVアンプを用意。
AVアンプというのはプリメインアンプの機能に、更に映像、音響の切り替え機能の強化や、5.1chや6.1chの音の分配などを行う機能を付属したアンプです。
最近ではむしろアンプと言えばこちらなのかもしれません。
音質的には同価格のプリメインより劣ります。
一方、余程古くなければプリメインアンプにも光入力がついていますのでそちらを使って5.1chも可能です。
しかし、後々の拡張性等を考慮すると、AVアンプの購入を検討するのが妥当ではないでしょうか。
こちらはアナログのバブル時代推奨とは違い、可能ならば最新機種を推奨します。
デジタルオーディオ機器は音質的には最近になってやっと市民権を得たレベルのものなので、安いからといって一昔前のものを買うのは禁物です。
AVアンプに関しては
こちらなど参考になるでしょう。
あまり詳しくないジャンルなので人任せになってしまいますがご容赦ください。
また、AVアンプの中には最初からパソコンと接続することを前提にしているものもあり、前述のオーディオプロセッサーのようにUSB接続可能なものもあります。
これを用意するならサウンドカードやプロセッサーを用意する必要が無くなり、経済的かもしれません。
私は実際に聞いていないのですが、詳しい友人曰く
YAMAHA DSP-AX1という機種あたりが良いという話です。
・スピーカー
5.1chを目指すなら、スピーカーが5つ、ウーファーが1つ必要になります。
基本的にスピーカーというものは、二十年前から目立った技術革新がなく、20年前も現在も基本的な構造に変化はありません。
ですので昔ながらの古く質の良いスピーカーを中古店やオークションで5つ探してきて使用するというのも可能です。
しかし、スピーカーは基本的にブランドごとに味があり、上手く組み合わせ出来ないとちぐはぐな音になってしまいます。
ですので、さほどオーディオに詳しくない方は、最初から5つセットで売っているオーディオセットを購入してもらうのが無難かと思います。
現在は各メーカーから販売されており、価格は数千円から数十万まで幅広いので、予算と聞くジャンルにあわせて買うと良いかと思います。
まあ、目安として一万円以下は流石にどうかなーと思いますが。
・番外編 YAMAHA YSPシリーズ
おまけとして、当方も活用しているYAMAHAのYSP-800のシリーズについても記しておきます。
これはアンプ内蔵型で、パソコンのアクティブスピーカー感覚でPCと接続させることが出来ます。
また、スピーカーは一台で5つのスピーカーを内臓していると同じですので、スピーカーを5つ配置するのが面倒くさいという人にもお勧めできます。
パソコンで手軽にデジタルオーディオを楽しもうと思ったら、このYSPを用意するのが一番手っ取り早いかもしれません。
ぷあオーディオからは外れてしまいますが。
YAMAHA YSP-800
以上、ざっとまとめますと
アナログ
サウンドカードorプロセッサー+プリメインアップ+スピーカー
デジタル
((サウンドカードorプロセッサー+AVアンプ)orUSB接続機能付きAVアンプ+スピーカー)orサウンドカードorプロセッサー+YSP他アンプ一体型5.1chスピーカー
となります。
次回は各ブランドの製品の、一般的に言われている音質の特徴を記したいと思います。
次は最終回になると思うのですが、一応これまで十日を目安に記事を上げてきましたが、次は情報収集に時間がかかっているので、少しかかるかもしれません。
第一回
第二回
第三回