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暗黒コレット拳だ!!

by middogaru
 
ひぐらしのなく頃に思う
祭囃し編終了です。
これでとりあえずひぐらしという作品に対して一段落として捕らえられるので、記念にいくつか。

まず、この作品はエンターテイメントである、ということ。
初期、大変初期の段階では「謎解き」「推理」がメインに据えられていると捉えられました。
それが徐々に超常現象の肯定などを経て、本格推理を好む人間から否定的な捉え方をされるということについて。

私個人としては、「ホームズ」よりもむしろ「ポワロ」が好きな人間なので、こういった形の推理も有りだと思っています。
殺人が起こり、証言を聞き。、動機を見つけ、トリックを暴き、犯人を特定し、それを突きつける。
この一見完璧とも思われるコナン・ドイルが確立した「ホームズ」式の推理を覆したのがアガサクリスティーの「ポワロ」式の推理でした。
アガサクリスティーでは証言は嘘かもしれません、探偵は間違っているかもしれません、犯人はいないかもしれません。
そんな前提条件がまったく違うものを生み出し、当初から注目を集めましたが、同時に偉大すぎる「ホームズ」のおかげで批判も受けました。
こういうと生粋のシャーロキアンに暗殺されそうですが(シャーロキアンの影響力を甘く見ちゃいけません、名だたる政治家や有名人がシャーロキアンだったりしますから)、ホームズの功績はすばらしいものですが、その偉大すぎる功績は後の発展を妨げる老害でもあったと思うのです。
偉大なる先人は、後の者の成長を妨げます。
「才能を伸ばし始めているものにシェイクスピアを読ませてはならない、必ず彼を模倣させるから」とは誰の言葉でしたっけね。


前書きが長くなりましたが、私はこの「ひぐらしのなく頃に」は一つの「推理」の形態としては有りだと思うのです。
推理というのは何も名探偵が犯人を追い詰めるだけが能じゃない、自分の考えた夢想がありえるか、それを証拠とつき合わせて合致するかを一喜一憂する、それが推理の根本だと思うのです。
だから、この作品は「有り」。
まあ、㌧でも推理の西尾に鍛えられたので、余計にそう思うのかもしれません。

以下、ネタバレ注意













あとは適当に寸簡をざらざらと。
・鷹野さんかわいいよ鷹野さん
・聡史君が生きてると分かったときの詩音の心情を考えたら涙が出ました。最後に良い事があってよかったねぇ、詩音ちゃん。
・踏みつけられてすがりつく鷹野さんの心情を考えたら涙が出ました。
・富竹かっこいいよ富竹
・赤坂強すぎ、無敵超人だった。
・大石さんの魂を見た。結局退職金はどうなったんだろう。

まあ、鷹野さんと詩音ちゃんはかわいいよかわいい。
by middogaru | 2006-08-16 23:50 | 月読
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