先ほどの投稿でまとめたかったのですが、途中で外出する時間になったため、分けて。
機甲都市伯林(ベルリン)〈2〉パンツァーポリス1939―都市シリーズ
川上 稔 / メディアワークス
ISBN : 4840216304
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ごめんなさい、ちょっとへこたれてきましたorz
えーと、文章がくどいです。
言葉遊びや連想を連発させて難解な文章にしろとは言いませんが、ちょっと文章が装飾華美すぎるんじゃないかと。
細かい描写は読んでて楽しいのですが、それも盛り上げる場面があって、それを加速・増幅させるのが主目的であり、描写することがメインになるようなのはどうなのかと。
この巻ではこれはという部分が本当に少なかったので余計にそれが目立ちました。
同じ描写を行うにしても、短文でビシッと書ききることが出来るんではないかと思う文章が多すぎかと。
言うなれば、虚淵玄や古橋秀次、奈須きのこといった文章書き達がズバッと切れる刀だとしたら、川上さんは重くすり潰すハンマーだなぁと。
どちらも長所や欠点がありますが、どうも欠点が目立っている気がします。最初の頃はそうでもなかったのになぁ。
昔の吉岡平に対して今の吉岡平。
指輪物語の第一巻、みたいな。
ストーリー的には、地味な部分が9割だなぁと。
派手派手が好き、という訳ではないのですが、スピード感というか臨場感と言うかが欠けている感じが。
感じられたのはクライマックスの少しだけでした…うーん、少しへこたれそうです。
どーも、電撃文庫が肌に合わないのか、吸血鬼のおしごとの最後の方みたいになってきました、やばいかも。