蒼い海のトリスティア ~発明工房奮闘記~ リパッケージ版
/ 工画堂スタジオ
ISBN : B00009MN4R
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ということで、トリスティアをクリアしました。
と言っても、ノート取りながらフラグ確認したりとかではなく、とりあえずCGを全部埋めて、CG有りのエンディング2種類とCG無し通常エンドとバッドエンドを確認しただけですが。
もしかしたら町の復興の仕方でエンディング変化があるかもしれませんが、CGが無いのと、あまり要素的に重要でないから多分存在しない予想です。
攻略ページみりゃ直ぐ分りそうですが、そういうのを見るのはゲームをやり終わって暫くして過去になってから見る主義なので。
ゲームについて
えー、まずー、「ヌル」です(--
ゲームバランスが今一つ、最初のプレイでトゥルーエンド迎えられちゃうってのはどうなんでしょう。
数字的にどのくらいオーバーしてたか分りませんが、金額的にはかなりぶっ飛んだ金額オーバーしてたように感じられたので、多分適当にプレイした一週目でエンディング条件をかなり上回ってエンディングに到達してると思われます。
ちょーっと、これはぬる過ぎるんじゃないかなぁ…もうちょっと設定厳しい目でも良かったんではないでしょうか。
最初にやった1週目はなんだかCGがあるけど中途半端なエンディングに到達させられるバランスが調度良いくらいに感じられますが、如何でしょうか。
システム的にもかなり課題がある気が…
セーブロードで実験結果が変わらない、というのはいいと思うのですが、セーブロードで別のアイテムを製造してもロード前と同じ結果(成否)になるのは如何なものかと。
ゲーム的に「アイテム研究」と「アイテム合成」しか時間を経過させる方法がないゲームでこれをやられるとアイテム合成→失敗→研究、かこの逆のパターンになるか、両方とも駄目ならば成功率100%のアイテムを生産するかしかないと思うのですよ。
えー、つまり何が言いたいんじゃぁと言われれば、システム的自由度というか、可能行動バリエーションが少なすぎる。
これはこの手のゲームには致命的なのではー?
ゲームとしては、やはり「アトリエシリーズ」の最初の三部作に近いノリですかねぇ。
あれをもっとキャラクター性を富ませて、面白くした感じかなと。
ゲームとしては評価はあまり高くありませんが、ストーリー、キャラクターに関してはなかなかいい感じかと思います。
というかですね……
また川澄かよ
ああもう、最近川澄との遭遇率高すぎです、どうして私の好きそうな方向に必ず川澄の影があるのか…
うーん、総括。
ゲームとしては微妙、でもキャラクターゲーやストーリーゲーとして見るならそんなに捨てたもんじゃないかなと。
というか、工画堂ってこんな駄目バランスのゲーム作る会社でしたっけ?ちょーっと私の内部で評価変わりましたよー?
あ、でもゲーム終盤の金銭感覚狂ってきた後の「ウヒョー!金が唸ってるぜぇ!どんなもんだって開発してやるぜぇ!採算度外視ウッヒョッヒョッヒョ!」っていう感じはとても良かったです、あんだけお金ブン回せると気分がいいですな。