最高ニィィィ!ハイッってやつだぁ!!
うたわれるもの24話があまりに秀逸だったのでレビュー。
あらすじは先日書いたとおり。
今回の御題は被差別部族の王様、クーヤさん。
このクーヤさん、若い女の子ながらも民のことを考える良い王様。
しかし民のことを考えるあまり、悪い家臣に唆され「他の部族との共存など無い、支配するかされるか」という乱暴な結論にたどり着き周辺国家に喧嘩をふっかけることとなります。
不運だったのは、この被差別部族にはアブカムウなる決戦兵器が多数配備されており、古代日本程度の技術レベルしか持たない周辺国家では歯が立たなかったことでした。
瞬く間に周辺国家を制圧、残りはハクオロの国のみ。
と、ここまでがクーヤ絶頂期。
こちらが在りし日のクーヤさん
こう見るとセイバーっぽいですが、けなげな可愛い女の子です。
さて、ハクオロに撃退されたクーヤ軍。
ここから没落開始。
侵略を止めるようクーヤに進言していた親代わりの家臣が離反、全ての周辺国を取りまとめたハクオロ連合による反撃。
ついには本拠地にまで攻め込まれ、追い込まれてしまいます。
しかし、こうなることも予想していたようなクーヤ。
最後はアブカムウを使ってハクオロと一騎打ちを申し込み、これでカタをつけようとします。
敗れたクーヤは降伏を約束し、民を思いすぎたクーヤの暴走は終わったのでした。
とは丸く終わらないのがうたわれるもの
降伏を宣言した王に対して、命令を無視する重臣二人。
なんと、
クーヤさんなんて最初から飾りだったのです。
まあ、重臣二人は本気を見せたハクオロさんにあっさりぬっころされるのですが、そこに登場する黒幕。
なんと黒幕が登場したことにより、クーヤさんは
傀儡どころか道化だったことが判明。
そのクーヤを救おうと離反した良臣がクーヤを守るために戦いを挑むものの…
(左)クーヤを守るため黒幕に戦いを挑み、木っ端微塵にされる忠臣
(右)親代わりの肉片が飛び散ってくるのを呆然とみつめるクーヤさん
国を良くしようと行動したクーヤさん。
悪臣に唆され、忠臣の言葉に耳を傾けず、最後は道化だったことを知り、目の前で親代わりの忠臣が自分を助ける為にミンチになり、ついには国を失うことに…
最後には、全てを失って遂に自我を崩壊させて「あー」しか言わない人形のようになってしまうクーヤさん。
あまりに予想外な展開に私も驚きです、どきどきです。
もっとクーヤが降伏して配下になって、ハーレムの仲間入りしてぬるぬるのははんはん♪な展開を予想していました。
どっこい、この重厚な展開、一瞬違うアニメかと思いましたよ。
おまけに最後のクーヤさんの様子はシャッフル!!の19話を彷彿とさせるほどに、胸のときめきを感じさせましたよ。
ヤン(病ン)デレの向こう側、壊れちゃった女の子という萌え属性は流石に新鮮。
いやぁ、シャッフルの楓より精神的にキてる娘は当分来ないだろうと思っていましたが、その考えはうたわれるものにひっくりかえされました。
クーヤ可愛いよクーヤ。
誰かPC版やった方教えてください。
ゲーム版もクーヤはこんな感じになったんですか?なった後エチシーンあったんですか?
あったなら秋葉原に走りたいと思います。