久々に純粋なADVやりました。デモベ以来かな。
なんか久々に純粋な読み物ゲーがやりたくなって、
前々から興味のあった↓のゲームを買ってきたのですよ。
結構昔のゲームなんですけどね。
値段は近くのお店で税込み1780円。非常にりーずなぶるです。
「 Ever17 -the out of infinity- 」
幻じゃないですが、
KIDすげぇって思いました。
個人的なKIDのイメージってあんまり良くないんですが
(メモオフとか続編出しすぎだし、ソフトが発売して1年後ぐらいに再び完全版を作って売るとか商売戦略汚い)
これは純粋に凄いです。やばいです。
ここ最近、「泣きゲー」とか「萌えゲー」とかはいっぱい出回っていますが、
この作品を上回るシナリオの完成度、演出の上手さを備えたゲームってのはほとんどないかも。
少なくとも自分が今までやったことのあるゲームの中では1つもないです。
(まぁ絶対数が少ないからあてにならないですけどね。騒がれてるひぐらしとかもやってないし)
ADVゲームのシステムというか先入観そのものを演出の一部として利用していたり、
全てのシナリオに意味があり、最後にそれらを綺麗に収束させるシナリオの構成力には脱帽。
「泣きゲー」とかにある感動とかはあんまりなかったんだけど、とにかく終わってみて思ったのは「凄い」の一言。
KID特有の謎なギャグに冷めたり、話が長すぎて疲れたり、
いろんな哲学的な現象の説明が難解で頭が痛くなったりする短所はありますが、マジお奨めです。